カブトビール広告塔が甦る!

3月8日、明治41年頃の名古屋駅前(名古屋停車場)のシンボルであった「カブトビール広告塔」が 114年の時を超えて現在の半田赤レンガ建物(旧カブトビール工場)に蘇りました!
この高さ10mを超える巨大な広告塔は、ジブリ映画「風立ちぬ」に登場し現代に目覚めるきっかけとなったもの。

赤煉瓦倶楽部半田は半田市より依頼を受け、当時の資料を紐解き調査研究を重ね、当時に近い広告塔の再現を計画してきました。素材は違うものの、その意匠は当時の写真を基に限りなく近づけています。当時のモノクロ写真では細部のディテールが鮮明ではなく、残っている数種類の写真を拡大しながら、何度も検証をし再現しています。
当時は鉄が貴重な時代、柱は全て木材を使っていました。再現版の広告塔は耐久性を考え、すべて鉄を使った令和版の広告塔です。

このカブトビール広告塔は、今後、半田市の新たなシンボルとして次の世代に繋げ輝くことになります。

 

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